2. 計量・規格・表示の適正化
     
   消費者が自主的かつ合理的な判断を行う上で必要な情報を的確に提供する観点から,計量・規格・表示の適正化を図る。
     
  [1]  多種多様な食品の流通の増加,消費者ニーズの多様化の中で,消費者が自己判断により的確な商品選択が可能となるよう食品表示の充実を通じた消費者への情報提供の推進が求められて いるとともに,JAS(日本農林)規格についてコーデックス規格等の国際規格との整合化や規制緩和・民間能力の活用の推進等が求められていることから,食品等の表示・規格制度の見 直しについて,農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)の改正等,所要の措置を講じる。
  [2]  我が国の製造・流通・消費の実情やアジアの食文化を国際的な食品等の規格に反映させるため国際規格策定会議に積極的に参加・提案を行い,JAS規格と国際規格との整合化を進める。
  [3]  有機食品の検査認証制度のあり方について,有機食品の検査・認証制度検討委員会の検討の結果を踏まえ必要な措置を講じる。また,有機食品の検査認証制度の導入を円滑に進めるため, 国際的整合性にも配慮しつつ,我が国の実態に即した検査認証関係規定例を作成するほか,検査認証業務に関する講習会を開催する。
  [4]  産地段階での表示の工夫等によってできるだけ確実に原産地表示を行い得る手法の開発・普及や,原産地表示制度のPR等により,青果物の原産地表示の定着を図る。
  [5]  遺伝子組換え食品の表示については,消費者等からの要望もあり,食品表示問題懇談会における検討の結果を踏まえ,表示ルールを定めるとともに,その適正な実施を図る。また,食品 衛生調査会表示特別部会における食品衛生法に基づく表示の基準見直しの観点からの検討結果を踏まえ,適切な措置を講じる。さらに,遺伝子組換え食品の表示の検討に資するため,検証 技術の実証・検討を行う。