II. 計量・規格・表示の適正化
施策項目 第12回消費者保護会議決定の
内容
決定後現在までに講じた措置
(54年11月20日以降現在まで)
当面講ずることとしたい措置
(55年11月以降56年度中)

4. 家庭用品等の規格・表示の適正化

(1) 工業標準化法による規格、表示の適正化

ア. 日本工業規格(JIS)及びJISマーク制度

 









[1] 55年4月25日に改正工業標準化法が公布された。
   その内容は次のとおりである。 

 

[i] JISマーク表示の外国製品に対する開放
   これは、ガットスタンダード、コード上の義務を履行するためのものではあるが、同時にこれまで品質の面で野放しとなっていた輸入品についても、JISマーク表示をすることにより、使用者、消費者の購入・使用の選定に大きく寄与することになる。
[ii] 認定検査期間による検査の導入
   これは、品質保持等のために、公示した指定商品の検査を許可製造業者に義務づけるもので、JISマーク表示制度を一層信頼に価する制度として機能させていくために今回の改正により導入されたものである。
[2] 布靴、まほうびん、ボールペン、ステープラ、鉛筆削り器などのJISを改正するとともに、マーキングペン、アルミニウム製水筒及び石油燃焼器具用給排気筒等のJIS制定のための審議及び原案作成を行う。
 また、電気掃除機及び電気冷蔵庫については、JISを制定すべく原案の検討を行う。
[2] 既製衣料品のサイズ及び表示に関しJISを制定するとともに、布靴、ボールペンなどのJIS改正を行った。
 また、石油燃焼器具用給排気筒、石油燃焼器具用燈油供給器については、JISの制定審議を行い、まほうびんについては改正審議中である。
 更に、マーキングペン、王冠抜き、携帯用冷蔵器及びアルミニウム製水筒について、JIS制定のための原案作成委託を行うとともに、ステープラ、同つづり針、鉛筆削り器及び電気鉛筆削り器のJIS改正のための原案委託を行った。
 また、電気掃除機及び電気冷蔵庫の寿命評価については、調査研究を終了した。
[2] まほうびん、アルミニウム製水筒、マーキングペン、王冠抜き、携帯用冷蔵器、石油燃焼器具用給排気筒、石油燃焼器具用燈油供給器のJISを審議、制定する。
 また、ステープラ、同つづり針、鉛筆削り器、電気鉛筆削り器及び幼児用自転車(幼児安全のための前後のブレーキ)のJISを改正する。
 その他、電気掃除機及び電気冷蔵庫の寿命評価について、JISを制定するための原案の検討を行う。
[3] 54年度においては、幼児用自転車、テレビジョン受信用同軸ケーブル、アルカリ一次電池、テープレコードを、今秋には指定品目として指定する予定である。 [3] 幼児用自転車、テレビジョン受信用同軸ケーブル、アルカリ一次電池、テープレコードを品目指定した。 [3] JISマーク表示品目として電子ジャーを指定する。
[4] ポスター、標語及び論文の入選作品の選定公表とポスターの買上配布、出版物の編集、功労者及び優良工場の表彰などを行い、JISの普及を促進する。 [4] 工業標準化事業を普及するための説明会や講習会の講演と講師の派遣、雑誌を通じたJISの普及などを行った。 [4] (財)日本規格協会作成パンフレットの買上げと消費者団体への配布、ポスターの作成と配布、出版物の編集、功労者及び優良工場の表彰などを行い、JISの普及を促進する。
[5] 54年度以降も毎年試買テスト品目を選定し検査を行う。
 また、立入検査についても、引き続き、行っていく。
[5] 54年度に実施した試買テストについては、特に問題となる事項はなかった。
 また、立入検査については、消費財や安全衛生関係商品を中心に行った。
[5] 55年度以降も毎年試買テスト品目を選定し検査を行う。
 また、立入検査についても、引き続き、行っていく。