施策項目 第10回消費者保護会議決定 決定後現在までに講じた措置 当面(53年11月以降54年度中)
講ずべき措置
当面(52年10月28日以降53年度中)講ず
べきとされた措置

6. 資源制約下の消費生活合理化の促進

(1) 資源エネルギーの効率的使用の促進





[1][i] 52年8月,総合エネルギー調査会省エネルギー部会の中間とりまとめにより決定された省エネルギー政策の基本的方向に沿って引き続き産業・民生・輸送各部門における具体的措置の検討を行う。




[1][i] 52年11月,省エネルギー部会で省エネルギー政策の基本的考え方及び具体的施策の方向が示された。これをふまえ,工場,建築物及びエネルギーを消費する機械器具に係るエネルギーの使用の合理化のための措置を盛り込んだ「エネルギーの使用の合理化に関する法律案」を国会に上程し現在継続審査中。




[1][i] 「エネルギーの使用の合理化に関する法律」の早期成立を期するとともにその円滑な施行を図る。
 また,企業に対する省エネルギーに関する診断・指導,エネルギー管理者の要請,省エネルギーに関する情報提供等を行う省エネルギーに関する民間の中核的機関として,財団法人省エネルギーセンターの設立を図り,その円滑な運営を行う。
[ii] 住宅等の建築物における省エネルギー対策を推進するため,生活水準の向上等の対応した建物構造,設備,設計等にわたる総合的な省エネルギー対策を進めることとしその推進方策について52年7月建築審議会に諮問したところであるが,この審議会答申をまって具体的な施策を講ずる。 [ii] 左記審議会答申を53年1月23日得た。53年度より断熱構造化を伴う改良に対して,住宅金融公庫より150万円を限度とする融資を行うこととした。更に,建築物におけるエネルギー使用の合理化のための措置についての規定を盛り込んだ「エネルギーの使用の合理化に関する法律案」を国会に提案した。 [ii] 「エネルギーの使用の合理化に関する法律」の成立をまって,建築物の建築主に対する省エネルギー化のための判断基準の公表及び住宅の設計,施行に関する指針の策定等を推進する。また,省エネルギー住宅についての技術開発を推進する。
    [iii] 「エネルギーの使用の合理化に関する法律」の成立をまって自動車の燃費基準の設定,燃費表示の義務付け等を図る。
[2][i] 引き続き(財)古紙再生促進センターの事業として,ポスター,小冊子を作成する等積極的な広報宣伝活動を行う。 [2][i] (財)古紙再生促進センターの広報宣伝活動として,テレビ及びラジオスポットによる広報宣伝活動並びに,ポスター,小冊子を作成し,地方公共団体,学校,地域団体,婦人団体等に配付し啓蒙普及を図った。 [2][i] 引き続き(財)古紙再生促進センターの事業としてポスター,小冊子を作成する等積極的な広報宣伝活動を行う。
[ii] 引き続き廃プラスチック事業の推進のため,以下の事業を進める。
[ii] 廃プラスチック処理事業の推進のため下記の事業を行った。 [ii] 引き続き廃プラスチック事業の推進のため,以下の事業を進める。
[イ] プラスチック再生加工品展示会を開催する。
[イ] (社)プラスチック処理促進協会の事業として各地でプラスチック再生加工品展を行った。 [イ] プラスチック再生加工品展示会を開催する。
[ロ] プラスチック再生加工業者に対し,講習会を開催する。
[ロ] 合成樹脂再生加工業の技術開発の方向を検討した。 [ロ] プラスチック再生加工業者に対し講習会を開催する。
[ハ] プラスチック廃棄物総合処理システムを検討する。   [ハ] プラスチック廃棄物総合処理システム研究会において検討を行う。
[ニ] 中小企業近代化計画に基づき合成樹脂再生加工業の指導育成策を推進する。   [ニ] 合成樹脂再生加工業で必要とする技術について研究開発を行う。
[3][i] 家電製品の再資源化につき下記の事業を進める。 [3][i] [3][i] 家電製品の再資源化につき下記の事業を進める。
[イ]右の実証プラントによる再資源化実証テストを実施する。 [イ] 昭和52年1月24日に家電製品等再生資源化実証プラント(家電リサイクル・センター)の建設を完了し設備の改良を続けながら各種の実証テストを実施している。
(場所:千葉県市原市入塩海岸通り)
[イ] 引き続き実証テストを実施し所要の実証データを得て,設備の移管を進める。
[ロ] 再資源化しやすい家電製品の開発家電廃棄物の発生量の軽減,再成率の向上上等に関する研究を進める。 [ロ] 引き続き研究を進めている。 [ロ] 引き続き研究を進める。
[ハ] 再資源化技術の改良等の調査研究を進める。 [ハ] 引き続き研究を進めている。
[ハ] 引き続き研究を進める。
[ニ] 実証プラントによる実証データ等の研究成果を広くPRし,実規模プラントの建設を促進する。 [ニ] 左記の普及促進事業を実施している。 [ニ] 引き続き普及促進事業を積極的に実施する。
[ii] 引き続き,廃棄家電製品の再資源化技術開発に関する基本的な諸問題に関する調査審議を行う。 [ii] 先の調査審議を実施した。
[ii] 引き続き調査審議を実施する。
[4] 引き続き,「食生活改善懇談会」を開催して食料消費の改善向上に資する。 [4] 最近の食生活をめぐる環境条件の変化を踏まえ,食材の有効利用等,家庭の主婦が直面している身近な問題について,食生活改善に関する有識者との懇談会を実施した。 [4] 引き続き「食生活改善懇談会」を開催して食料消費の改善向上に資する。
[5] 引き続き家庭における食事メニュー設定,購買行動,調理,廃棄等から最近の食料消費をめぐる消費者の意識及び動向に至るまで調査し,その結果を地域別,季節別,所得階層別等に量と質の両面から分析して食料消費のあり方について検討する。 [5] 民間団体に委託して専門的学識を有する者からなる食料消費動態調査委員会を設け食料消費の意識,消費の実態等について調査し,結果を地域別,所得階層別に分析を行うべく調査を実施した。 [5] 引き続き左記の調査を行うとともに食糧の需要及び供給の構造的変化に即しつつ,我が国の風土,資源に適合した食生活のあり方の検討に資するため,食糧消費の実態と将来の動向をは握するための食糧の消費構造調査を実施する。
    [6] 長期的観点から国内資源に依存する食生活への誘導を図るため,食生活における米の見直しを基本として,米についての正しい知識の普及を図るなど米消費拡大のための啓蒙を積極的に展開するとともに米の新規用途の開発普及を図る。
[7] 水産物の有効利用を促進するため,いわし,さば等の多獲性魚に重点を置いた利用加工技術の開発を一層推進するとともに我が国の資源状況に適応した多獲性魚の消費パターンについてその普及促進を図る。 [7] テレビ放送を通じて,多獲性魚等の有効利用の必要性及びその料理方法等の利用に関する情報を提供した。テレビ番組52年度「ハローチェリッシュ」。53年度「奥様!志ん朝です」
[7] 引き続き左記の事業を実施する。
[8] 今後とも「(財)クリーン・ジャパン,センター」をはじめ民間の各種再資源化推進団体の事業の拡充,強化を図る。 [8] (財)クリーン・ジャパン,センターにおいては,廃タイヤ再資源化プラント(大阪市,52年建設)廃プラスティック類熱分解カーボン再資源化プラント(赤穂市,53年建設)における再資源化実験事業を継続中であるこの他,各種啓蒙普及運動を展開した。
 また,産業廃棄物の処理処分及び再資源化を,国,地方団体,事業者が共同して行う「共同処理再資源化総合システム」を53年度以降推進するべく検討を行った。
[8] (財)クリーン・ジャパン・センターにおける再資源化事業の拡充強化を引き続き図ることとする。
 また,産業廃棄物の処理,再資源化を有機的に結合した「共同処理・再資源化総合システム」(大牟田市)の建設,普及を図るため,53年度はシステム設計,基礎調査に着手する。
[9] 引き続き水資源の有効利用の一環として水道水の再利用を図る雑用水道の敷設促進のため,雑用水の利用に際して衛生上問題となるウイルスの不活性化処理について調査研究を行う。
[9] 52年度に塩素処理による不活性化のとりまとめを行い,53年度にはオゾン処理による不活性化の調査研究を継続中である。 [9] 引き続きオゾン処理による不活性化の調査研究を行うとともに,雑用水道の総合的な病原微生物対策確立のための調査及びビル等における雑用水道管基準作成の調査を行う。
[10] 廃棄物有効利用の実態について全国的な調査を行う。 [10] 52年度に左記の調査のとりまとめを行い,53年度には廃棄物有効利用の効果判定について調査を行っている。 [10] 引き続き左記の調査を継続するとともに廃棄物有効利用についてモデル地区を選定し,モデル実験を行う。